相続税の調査はいつ頃来るのか

こんにちは、八王子・多摩で会計事務所をやっている税理士の古川顕史です。

できる限り受けたくない相続税の税務調査。しかし、調査はいつでも行われるわけではありません。

相続税の税務調査が入る時期にも傾向があるのです。
 

【税務調査はいつ来るのか?】

相続税の申告書を提出した直後は税務調査は行われません。税務調査が行われやすいのは、相続税申告期限後の翌年もしくは翌々年の8月~11月頃です。

8月~11月頃に調査が行われやすい理由は税務署の年間スケジュールのせいです。1月〜3月は確定申告の時期であり、6月が年度末となります。年度が切り替わると今度は署内の人事異動があります。

よって、業務が落ち着く8月から年末の調整業務が始まる前の11月あたりが調査に入りやすい時期となるわけです。

ただし、手間がかからないと判断される場合は、5月〜6月でも調査が実施される可能性があります。これは、税務調査にもノルマがあるので、年度末の6月に向けて、他の業務に支障が出ない程度の案件を選んで追徴課税をするためです。
 

【個人申告かどうかは関係なし】

相続税の申告は、「納税自身が申告を行う場合」と「税理士に申告を代行してもらう場合」があります。

どちらの方法で申告を行っても、税務調査の時期には影響しません。どちらも相続税申告期限の翌年もしくは翌年以降の8月~11月になる可能性が高いのです。
 

【申告期限から5年経過すれば調査に来ない?】

相続税の申告は、時効が5年となっています。これは申告期限から5年が経過している時点で、税務署が間違いを発見し指摘したとしても、申告者には追加の納税義務はないということです。

そのため、申告期限から税務署からのアクションが一切なく5年を経過すれば、税務調査の心配はしなくても良いでしょう

ただし、相続税の申告は、故意に隠蔽をした・高額の脱税など「相当に悪質である」とみなされた場合は、時効が7年に延長されるので注意しましょう。
 

【調査には何日かかる?】

実際に調査が入ることになった場合、調査は2日程度かかります。(調査内容によっては1日で終わることもあります。)

調査結果は、調査が終わってから2~3週間で通知されるので、事前通知から考えれば全体で1ヶ月ほど調査にかかると言えます。

当日の調査では担当の調査官から相続内容についていくつか質問がなされますが、慣れていないと誘導に引っかかってしまう怖れがあります

そのため、対策として実績が豊富な税理士を同席させておいた方が良いでしょう。
 

【相続税に関するお悩みやご相談は八王子相続サポートセンターへ】

相続税の申告においては税理士が関与していない場合、税務調査の対象になる可能性が高いと言われています。相続税申告は複雑なため税理士以外の方が作成すると間違いが起きやすいからです。

税理士に依頼した場合には報酬が発生しますが、税務調査の対策にもなるので、任せてしまった方がリスクは少なくなります。

相続税に関するお悩みや、相続手続きでのご相談がありましたら、八王子・多摩の古川会計事務所・八王子相続サポートセンターへお気軽にお問い合わせください。

70余年の豊富な実績を持つ税理士が親切・丁寧に対応いたします。

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投稿者: 古川顕史(公認会計士・税理士)

八王子相続サポートセンター センター長。 公認会計士・税理士。 早稲田大学商学部卒業 あずさ監査法人退社後、古川会計事務所入所。 八王子相続サポートセンター所長 相続税対策(納税予測、資産組替シミュレーション等)立案多数。